モネは、1840年パリに生まれました。少年の頃から絵が上手で、十代から、地元の文具店の店先に、自分の描いた人物画などを置いてもらたといわれています。そのような人物画が、光の下で海や空の風景を描いていた画家ウジェーヌ・ブーダンの目にとまり、モネの「光の画家」としてのの方向が決定づけられたといわれています。
1860年には、モネはパリに出て絵画を学び、1870年には、普仏戦争を避けてロンドンへ赴き、イギリス風景画の第一人者であるターナーを研究しました。
そして、1874年、「印象派」という名称の由来となったといわれる「印象、日の出」をパリの第1回印象派展には出品しました。
1890年には、パリ郊外のシヴェルニーに移り、睡蓮の池を中心とした「水の庭」、さまざまな色彩の花を植えた「花の庭」を造り、絵画の制作を続けました。
「光の画家」と呼ばれたモネは、同じモチーフについて、異なった時間、異なった光線の下で描いた連作を数多く描きました。「積みわら」、「ルーアン大聖堂」、「ポプラ並木」などの連作が知られますが、もっとも作品数が多く、人気もあるのが、『睡蓮』の連作で、1890年代から描きはじめました。
日本人にも、その色づかいのやさしが人気です。
特に、自分の家や部屋に飾るには、落ち着いた雰囲気の絵のほうが、長く楽しめるでしょう。